さまざまな霊能者が言っていることは、
細かいところでは食い違っている部分もありますが、
大まかな基本的なところはほとんど同じと言えます。
それぞれに食い違いがあるのは、それぞれの霊能者の思想的基盤や信仰しているものの影響などがあるからで、
食い違っている部分があるからといって
必ずしも嘘だとか作り話だとは決めつけられないと理解しています。
たとえば、有名な霊能者スウェーデンボルグは生まれ変わりはないと言ってましたが、
それは当時のキリスト教の思想の影響があったためと思われますし、
美輪明宏氏が、不成仏霊を成仏させる力が最も強いのは「南無妙法蓮華経」という言葉だと言っているのは、美輪氏が信仰している法華経あるいは日蓮宗の思想の影響だと思われます。
また、江原啓之氏は故人への供養として四十九日または1年経ったら、酒類やタバコだけでなく、甘いお菓子類も供えない方が良いと言ってますが、
神人氏・和人氏、それに『真相を霊視してゆっくり解説』動画では、
たまに、お茶や故人が好きだった食べ物、茶菓子類を供えた方が故人も喜ぶということを言ってますし、仏前であってもなま物を供えても構わないと言ってます。
私は母が亡くなってから江原氏の本に書いてあることをそのまま実行して、
1周忌が来る前にお菓子類は供えなくなったんですが、
今は、ゆっくり解説動画や神人氏などが言っていることに従って、
月に1度くらいにお茶を供え、また、父と母の月命日にはどちらも甘いもの好きだったので、甘いお菓子類を供えるようにしています。
江原啓之氏といえども言っていることが100%絶対というわけでもないと思いますし、
1人が言っている説だけを頑なに守る必要もなく、
そこはいろんな霊能者の説を取り入れてもいいのではないかと思っています。
また、神人氏の主張にはレプティリアン(ヒト型爬虫類)という宇宙人による陰謀論とか地底人などの話もあり、あまりにSFじみていると以前当ブログに書きましたが、
ゆっくり解説動画でも宇宙人の存在など言っているので、
今では神人氏の主張も否定できないと思っています。
宇宙人といってもスピリチュアルとは無関係というわけではなく、
宇宙人も霊によって成り立っているわけですから、
我々地球人とも関わりがあるのは確かだろうと言えます。
ゆっくり解説動画によれば、宇宙人は精神体ということですが、
確かに、UFO目撃者には見える人と見えない人がいたりするというのも、
霊が見える見えないというのと同じく、精神的あるいは心霊的な部分が大きいからだろうと考えられます。
フランツェッツォの霊界通信によれば、霊界の高級霊であっても
真理については学説がいくつも分かれていて、1つの学説だけで「これこそ絶対的な真理」とは言えないほど、まだ真理がよく分かっていないそうなので、
この世の霊能者の言っていることがそれぞれに違いがあるのは、
ある意味、当たり前と言えるかもしれません。
なので、1人の霊能者の言ってることだけを正しいと信じ込みすぎたり、
1つの主張だけを正しいと信じ込んだりしないようにしなければならないと言えます。