スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

死後世界地図の考察①


『死後世界地図』で、フランチェッツォが

霊界通信してきたあの世の様子ですが、

あまり詳しく書くと出版社への営業妨害になるので

大まかに書いていきます。

 

まず、霊界の構造を含めて、真理の全貌は

高級霊である霊界の指導者でさえよく分からず、

指導者によっていくつもの説に別れているそうです。

私はあの世に帰ればすぐ真理の全てが分かるか、

あるいは高級霊に聞けばすぐ分かるのだろうと思っていたので、

これは意外に思いました。

それほど真理というものは深遠なものであるということなんでしょうか。

 

それで、霊界の構造についてですが、

これも霊界の指導者によっていくつもの説に別れているということです。

確かに、あの世の階層の表現は霊能力者によってそれぞれに違いがあります。

江原啓之氏は、大まかに言えば、この世の現世は「現界」で、

亡くなったあと現世とあの世の間の「幽現界」にしばらく留まり、

その後、自分の死を受け入れてあの世の「幽界」に行くと言っています。

同じ「幽界」でも最下層部は「地獄」と呼ばれている世界になります。

そして、あの世では魂のレベルが上がるごとに、

下から「幽界」「霊界」「神界」へと上の世界に上がっていくと説明しています。

 

それに対して、高橋信次氏は次元構造をもっと細かく分けて、

あの世の階層は下から上へ、

四次元地獄界

四次元幽界

五次元霊界

六次元神界

七次元菩薩界

八次元如来

九次元宇宙界

というように表現しています。

 

これ以外にも、いくつもの分け方があります。

そういえば、『真相を霊視してゆっくり解説』では

「幽玄界」という表現をしていますが、

これは江原啓之氏の「幽界」に相当するようです。

いずれにせよ、どのような分け方であっても解釈の違いであって、

間違いではないということのようです。

 

それではフランチェッツォはどのように表現しているかというと、

まず、死後、しばらく留まる世界が「地表の霊界」で、

これは江原啓之氏の「幽現界」に相当します。

そして、地下の最下層に「地獄」があり、その上の世界に、

「地獄」ではないが、身勝手に生きた人々が行くいくつかの世界があります。

これはキリスト教で説く「煉獄」のような世界だということです。

これらの世界も地下の世界になります。

 

フランチェッツォはキリスト教的世界観の影響で、

「煉獄」のような分け方の解釈をしていますが、

江原啓之氏も高橋信次氏も共に、それらの世界も

「地獄」の世界として表現しているようです。


他の世界の考察は次回でということで、今回はここまでにします。