スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

相曾誠治氏と中川昌蔵氏(その2)

こんにちわ、光です。

前回の続きになりますが、

中川昌蔵氏の真理観を書いておきます。

中川氏によると、人間は死ぬとこの世の三次元から四次元に行きます。

まず四次元幽界に行き、順当に行けばそこから五次元霊界に向かうのですが、

霊界に入る前に精霊界という所で波動の調整をします。

三次元世界で身についた欲望や情念を浄化する修行をするのです。

霊界の上には六次元神界があり、

その上に七次元菩薩界があります。

この菩薩界からこの世に来た魂にはマザー・テレサがいたと中川氏は言っていたそうで、中川氏自身も菩薩界から転生してきたと言っていたそうです。

菩薩界の上には八次元如来界があり、そこから更に上へ九次元、十次元と続いてゆくと語っていたそうですが、

そこで私が注目したのが、この真理観は高橋信次氏と同じだということです。

それで、中川昌蔵氏は高橋信次氏か、あるいはGLA系教団と関わりがあったのかと思ってインターネットで調べてみたんですが、関わりは判りませんでした。

高橋氏やGLA系教団と関わりがないのに、以上のような真理観を持っていたとすると、

高橋氏が語っていたことは普遍的な真理だったから中川氏も同じことを言っていたということになるのではないですかね。

ただ、江原啓之氏などスピリチュアル系で一般的なのは

世界は、三次元のこの世、

四次元の幽現界(この世とあの世の間)、

四次元の幽界

五次元の霊界

六次元以上の神界

と表現されているようです。

あの世の分け方はいろいろあると思いますが、

中川昌蔵氏の分け方が高橋信次氏と同じというのは興味深いです。

 

ところで、前回でも紹介した作家の佐藤愛子さんが本物の霊能者と認めた相曾誠治(あいそ・せいじ)氏ですが、相曾氏の考え方には疑問に思う点もあります。

相曾氏も中川氏と同じく、高橋信次氏が表現していたあの世の次元構造を語っていたそうなんですが、

相曾氏によると、釈迦もイエス・キリスト孔子も現在五次元霊界の上の方にいて、

六次元神界を目指して修行中なのだそうです。

相曾氏は釈迦について次のように語っています。

「お釈迦さんは立派な方ではありますが、今のところ六次元止まりで、

七次元にはまだ到達していません。

釈迦といえども神界 に行かれてはいないのです。

苦心惨憺(さんたん)して、あれほど厳しい修行を積んでも

なかなか神界には入れません。

仏教には 神界に入れない因縁があります。

研鑽(けんさん)を積んだ釈迦といえども、

ぎりぎり最後のところでは神理に到達していませんでした。

あの方は真面目(まじめ)な方ではありますが、少し性格が暗いですね」

高橋信次氏やGLA系教団では釈迦もイエス・キリスト孔子も九次元宇宙界という上段界の世界にいると言ってましたが、

相曾氏によればまだ六次元にも行けない状態なのだそうです。

確かに霊能者によってあの世の世界はそれぞれの霊格によって見える世界が違ってくるとは言いますが、釈迦やキリストなどが現在いる世界が霊能者によって違っているというのはどうなんでしょうか。

誰の言ってることが本当なのか分からなくなりますね。

この点は私としてはまだ断定しないで保留中としておきます。