スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

類魂についての考察

こんばんわ、光です。

スピリチュアル思想には類魂という考え方があります。類魂はグループ・ソウルとも言われてますが、その類魂について『スピリチュアリズム普及会』の解説を以下に転載しておきます。

霊界ではその人の霊的成長レベルに見合った界層に行くことを述べましたが、その界層の中で、魂の類似性を持った者同士が惹き合い、グループをつくるようになります。“類は類をもって集まる”といったことが現実に起こるのです。そうした霊的レベルの等しい霊の集合グループは、小さなものでは数十人から、大きなものでは数千人にも上る霊たちから成り立っていると言われています。
このように霊界では同じ霊的レベルに達した者同士が集まり、一緒に生活するようになります。そして1つの霊的家族というようなグループをつくります。

この類魂については江原啓之氏は同じ性質の魂の集まりをコップの水に、そのコップの水から一滴の水がこぼれ落ちる様をこの世に生まれてくる1個の魂として譬えてました。雲黒斎さんも『もっとあの世に聞いた、この世の仕組み』で似たようなことを書いていました。

ただ私はこの類魂という考え方が今ひとつ感覚的によくわからないですね。まあ、この世で肉体を持って生きている身であれば、あの世での魂の感覚というのは理解しにくいのは当然とはいえますが。

高橋信次氏は我々個人の魂は本体1,分身5の「六親眷属」というグループによって成り立っていると言ってましたが、これが類魂に当たるようです。ただ、スピリチュアル思想ではグループの構成は6体だけでなく、数十人から数千人になると言っているので、その点に相違点はありますが、恐らく同じことを言っているのだろうと思います。
その点について理解しやすい解説をしてたのが丹波哲郎氏で、霊界本の中で、あの世に還った魂は精霊界にしばらく滞在し、その間に素の状態に戻った霊は自分の魂の故郷へと還っていくそうで、その魂の故郷というのは1つの村になっていて、そこには同じ性質、気質の者ばかりが集まって住んでいるのだと書いていました。この魂の故郷の村というのが類魂のことなんだろうなと今では思っています。これなどはわかりやすい説明でしたね。
ただ、イメージとしてはそういう村に住んでいるように書いてますが、実際はどういう状態で類魂として1つになっているのかというのが感覚的によくわからないところです。

これについてはまた同じテーマで考察してみたいと思います。