スピリチュアルを学んでいると真理のシステムは精妙にできているものだと思いますが、
ただ、中には納得できないと思えることもあります。
その中の1つがグループソウル(類魂)による生まれ変わりのシステムです。
私は今までカルマの刈り取りは、
カルマを作った本人が生まれ変わってきて行なうものだと思ってたんですが、
『真相を霊視してゆっくり解説』を見ていると、
悪いカルマを作った本人ではなく、
他の類魂が代わりにこの世に生まれてきてカルマの刈り取りを行なうということのようなんです。
たとえばグループソウルの中のAという魂がこの世で悪行や罪を行なって悪いカルマを作ってしまってあの世に帰ったら、
次の人生はカルマを作った本人Aではなく、
おなじグループソウル内のBという魂が生まれ変わってきてカルマの刈り取りの人生を生きるということになるらしいです。
それが生まれ変わりのシステムだとすると、
私にはそれが理不尽に思えるし、納得できないところなんです。
カルマを作ってしまったのなら、
カルマを作った本人がカルマの刈り取りを行なうべきだと思うんですが、
グループソウル内の魂は連帯責任で、
カルマを作っていない他の類魂が代わりにカルマの刈り取りを行なうというのは納得できないですね。
ただ、代わりにカルマの刈り取りに生まれ変わる魂も強制ではなく、
あくまでもその魂の自発的な希望によるものらしいので、
生まれ変わりたくない魂は無理に生まれ変わらなくてもいいらしいので、
その点は安心ではありますが。
ちなみに、高橋信次氏は生まれ変わりについて、
六親眷属(本体1、分身5の魂のグループ=グループソウル(類魂)に相当)
の中の魂が順番に生まれ変わると言ってましたが、
いずれも、カルマを作った本人ではなく、
他の魂が次に生まれ変わってくるということのようです。
真理の法則は「自業自得果」だと言いますが、
実際は完全な自業自得果ではないと思える部分もあり、
真理というものはまだまだよく分からないところがあるものです。