スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

生まれ変わりについての考察 (2)

こんばんわ、光です。

スピリチュアルで言う「自分で人生を選んで生まれ変わってくる」という思想を初めて発表したのは誰なのか知りませんが、私がその思想を初めて知ったのは高橋信次氏の著書からでした。
それまで信仰していた家の宗教に疑問を持って以来、世の中のさまざまな思想を知ろうと思い、いろんな方面の思想書を読んでいったのですが、そういう時、たまたま近くの図書館で見つけたのが高橋信次氏の著書だったのです。
その後、ブライアン・ワイス博士の過去世退行催眠療法の本にも、同じく飯田史彦氏による生まれ変わりを過去世退行催眠療法で論じた『生きがいの創造』にも同じようなことが書かれてあり、江原啓之氏も同じことを言ってます。
そして、近頃出版されているスピリチュアル系の本のほとんどが同じことを書いてますし、ネットのスピリチュアル系サイトを見てもやはり同じことを書いてますね。

それは、それが真理だから思想として共通しているのではないかとも思えるのです。
ただ、私は最初その思想を知ったとき、それをなかなか受け入れられませんでした。その理由の1つとして、いくら魂の修行のためとはいえ、わざわざ自分で苦難の人生を選んで生まれてくるだろうかと疑問に思ったからです。ふつう、自分ならもっと良い条件ばかりで安楽な人生に生まれたい、などと思うものではないでしょうか。
そしてもう1つの理由は、自分で選んで決定した人生だというのなら、どんな理不尽な状況の中にあっても自分で決めたんだからそれを我慢し続けなければならないのかと思ったからなんです。
例えば親がカルト教団の信者で、その子供が勝手に入信させられてしまった場合、この世ではその子供本人は自分でカルト教団を選んだわけではないんですが、それもあの世で自分で選んで決めたことだからそのカルト教団の信者として一生我慢してついていかなければならないのか、ということです。
それ以外にも、あるサイトでは、例えば児童虐待されている人の場合、それも自分の魂の向上のための修行であり、虐待している人は魂を向上させてくれている恩人ということになり、そのような思想では児童虐待を正当化してしまう危険性があるのではないかと書いていましたが、確かにそういう見方もできますし、そのような問題点もあることでしょう。
そのように、私は高橋信次氏が説いていた輪廻転生観には当初疑問を持っていて、否定的に考えていたのです。
しかし、やがて高橋氏の説く輪廻転生観を受け入れるようになっていきました。その理由は次回に書きます。