こんばんわ、光です。
高橋信次氏を始めとする、いわゆるGLA系の新宗教(あるいは新新宗教)では、
あの世の世界を九次元に分け、
九次元にいる最高大霊として、
エル・ランティやエル・カンターレなどの存在を説き、
あるいはアガシャー系霊団などという表現をしていますが、
このような表現はGLA系以外のスピリチュアル思想では見かけません。
そういう表現はしてないですし、
ブログ『あの世に聞いた、この世の仕組み』の雲黒斎氏も
そういう表現はしてないです。
つまり、エル・ランティとかエル・カンターレとかアガシャー系霊団などというのは
GLA系にしかない考え方だということになるようです。
その点についてスピリチュアリズム普及会はどういう見解を持っているのか
サイトを見てみると、スピリチュアリズム普及会ではGLA系のそのような思想を否定しているようです。
スピリチュアリズム普及会の詳しい見解は次のようになっています。
つまり、スピリチュアリズム普及会によれば、GLA系が言っているエル・ランティやエル・カンターレやアガシャー系霊団などは実際には存在しない架空の話だということになるようです。
ただ、それでも、高橋信次氏については「GLAはきわめて良心的」だとし、
さらに「稀に見る偉大な霊能力者でしたが、それだけに止まらず実に誠実な宗教者でもありました。彼の霊能力ならびに人格、そしてその教理から判断すると、彼はまさしくスピリチュアリズムの高級霊の働きかけを受けていたと思われます。おそらくは、彼は明治以降最大の使命をもって現れた日本人であると言ってもよいでしょう。」と称賛しています。
しかし、そんな高橋氏も誤解による間違いを犯してしまい、その結果として高橋氏の没後すぐに教団が分裂するという事態になってしまったというのです。
しかし、それでも「一歩間違えるとこの世の醜い教祖に転落寸前の状態にありましたが、彼の場合は、その誠実な人間性がそこまで至らしめることを阻止」し、
「幸いなことに高橋氏の優れた人間性が、GLAが地に堕ちるのをギリギリのところで食い止めました。また彼が50歳前にしてこの世を去ったということが、結果的には幸いして、霊的堕落への歯止めがかけられた」というのです。
確かにその後のGLA系の教団の現状を見ていると、それは言えるかもしれないですね。
たとえ高い霊的レベルの人でも、この世では間違うことも多いということなのでしょう。
尊敬できる人物であっても全てを信じてしまってはいけないということのようです。