こんばんは、光です。
昨日、Eテレで『あしたも晴れ!人生レシピ選』という番組を見ました。
内容はカトリックのシスターである鈴木秀子さんのこれまでの人生の軌跡と、
人生観を語る番組でした。
実は一昨年(2018年)に放送されていて、今回は再放送でしたが、
私は見るのは初めてでしたし、鈴木秀子さんについても今まで全く知りませんでした。
その鈴木秀子さんはシスターとして修道院で生活していた時、
階段から転げ落ちて意識不明の状態になったことがあり、
その時に臨死体験をしたのだそうです。
その臨死体験というのは、
白い金色の素晴らしい光があふれている中に自分が立っていて、
その時に「無条件の愛とはこういうものだ」と強く感じたのだそうです。
それ以来、死は恐れることではないと確信し、死をマイナスにとらえることはなくなったということです。
そして今は、ライフワークとして回復の難しい末期患者や難病者の人たちを、
病院や施設に尋ねて見舞いに行き、
励まし祈る活動を続けているということです。
また苦悩を抱えている人たちからの相談も受け付けていて、
愛のメッセージを送り続けているそうです。
やはり、臨死体験をした人は、その生き方に大きな変化があるようですね。
鈴木秀子さんの場合はそれ以前からシスターとして清く慎ましく、
神の愛を伝える生き方をされていたんですが、
臨死体験をしたことによってさらにその愛がより深く大きく広がっていったのだと思います。
その鈴木秀子さんの語った言葉の中で特に印象に残ったのが、
「聖なるあきらめ」という言葉です。
この世を生きているとつい、
「もっと、もっと」という飽くなき欲望を追い求めてしまいますが、
このような欲望を追い求める生き方が
却って自分を苦しめることになってしまうことになるといい、
欲望に執着する気持ちを捨てて今の自分や環境などを素直に受け入れることによって
苦しみから解放されるというのです。
それともう一つは、寝る前に3つのことに感謝をするということです。
感謝することによって心が穏やかになるということです。
このような考え方はキリスト教だけでなく釈迦の仏教にも通じる考え方であり、
もちろんスピリチュアルとも通じる考え方だと思います。
つまり真理として共通の考え方なのだと言えます。
それにつけても、
私は親の話では、生まれて4日目に死にかけたそうなんですが、
あいにくと臨死体験はしてないので、それが残念でなりません。
臨死体験していたらもっと生き方が変わっていたのではないかと考えたりしますが、
やはり臨死体験というのはそれだけ人の生き方を変えるほどの強烈な体験なのだろうと思います。
なお、今回の記事はこちらのブログも参考にさせていただきました。