スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

生まれ変わりについての考察 (4)

こんばんわ、光です。

今回も生まれ変わりについて考えてみます。

スピリチュアルでは生まれ変わるとき、動物が人間に生まれ変わることはあるが、人間が動物に生まれ変わることはないといっています。
私がその考え方を知ったのは丹波哲郎氏の霊界本からですが、はじめのうち、その考え方に疑問を持っていました。
私はそれ以前は家の宗教である仏教思想を信じてたので、人間が動物に生まれ変わったり、動物が人間に生まれ変わったりすることはあると当たり前のように信じていたので、人間は人間にしか生まれ変わらないという考え方を受け入れられなかったのです。
家の宗派では、極悪人は来世ではゴキブリやミミズに生まれ変わるといっていたので、例えば連続殺人事件の犯人などは来世はミミズにでも生まれ変わるのだろうと漠然とではあっても、信じていたものです。
というのも、仏教思想では全ての万物は法の下に平等であるから、人間の魂とか動物の魂とか植物の魂などという差別がないため、人間が動物に生まれ変わったり、動物が人間に生まれ変わったりするのが当たり前と説いているからなんです。
それに対してスピリチュアル思想では霊も進化するので、動物だった霊が進化して人間に生まれ変わることはあるといっているようです。
江原啓之氏によれば、霊的進化は鉱物→植物→動物→更に動物の中でも野生の動物より人間に係わる動物(単なる家畜ではなくおそらく犬・猫・馬などの意味と思われる)→そして人霊という段階で進化して生まれ変わるそうです。
では人間はどんなに非道なことをしても動物など人間よりも下等な生物に生まれ変わることはないのかということについて江原氏は、「人霊が動物霊に戻る事例は自分の経験の範囲でそのような例はない」といっているようです。人間が動物に生まれ変わることは絶対ないと断言はできないにしても、まずそういうことはないということのようです。
このような考え方は多くの霊能者が共通していっていることなので、私は今ではそれを信じるようになっています。

ところで、スピリチュアル思想では人間や動物、植物だけでなく、鉱物にも魂(意識)があるといっていますが、最初にそれを知ったのは高橋信次氏の著書からでした。
それまで、石などの鉱物はただの物質でしかないと思っていて、魂があるなどと思ったこともなかったので、高橋氏の本で初めてそれを知ったときは少し驚いたものです。

今回はこのへんで。