スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

タイムラグについての考察

前回の記事に、この世では善悪の結果がなかなか見えにくいと書きましたが、スピリチュアルでは、それは原因と結果の間にタイムラグ(時間差)があるからだと言っています。
私がそれを初めて知ったのは高橋信次氏の著書からで、近頃では雲黒斎さんのブログでも見ました。
あの世は念の世界なので、思ったことがすぐに現象化して結果が即座に出るそうですが、この世は物質の世界であるため、心で思ったことや言葉にしたことや行動したことがすぐには現象化しないで、結果が出るまでに時間がかかるのだそうです。そういう時間差(タイムラグ)が生じるために、この世では善が負けたように見えたり悪が栄えているように見えるのだということです。

そういうわけで、この世では善を行なっても悪を行なってもその結果がすぐには出ないので、善いことしたのに悪いことしか起こらないとか、犯罪者が逃げおおせたり悪人がのさばったりしているように見えるのでしょう。
そういう世の中を見ていると、つい「神も仏もいない」と思ってしまうものです。そして、清く正しく生きることがバカバカしいと思ってしまうわけなんですが、そこがやはり魂の修行というわけなんでしょう。
結果として良いことが起きなくても善いことをするようにし、悪が栄えているように見えても悪事に手を染めず、犯罪を起こさないようにして生きるということが大事なのでしょう。
それは「引き寄せの法則」とか「プラス想念」などでも同じで、私などは今までいくらプラス想念をしてもなかなか願っていることが実現しないためあきらめたりしていたんですが、やはりあきらめずにプラス想念を続けることが大事なようです。
何というサイト名か忘れましたが、あるスピリチュアルサイトに書いてあったのですが、プラス想念をしていても願っていることがなかなか実現しないのは、前世のカルマのために実現しにくいのだと書いてありました。いつかは実現するのかも知れませんが、前世のカルマのために簡単には夢が実現できないのだそうです。そういう場合、この世では実現できず来世まで待たなければならないということになりそうです。
まあ、それが魂の修行なんでしょうが、この世では確かに忍耐力が必要です。
とにかく結果がすぐ出なくても、いつもプラス想念をするように心がけないといけないようです。