スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

宗教は必要か (2)

こんばんわ、光です。

前回の続きですが、私が宗教は必ずしも必要ないと思うもう1つの理由を書いておきます。
私が昔、宗教は必要だと思っていたのは、宗教を信じることによって正しい生き方ができるとか悪を抑制できると考えていたからでして、宗教を信じていない無神論者に犯罪者が多いと思っていたのですが、しかし、犯罪者を調べてみると、その中には何らかの宗教の信者も多いという事実が判ってきました。宗教を信仰していても、犯罪を犯してしまう人間も多いということなのです。つまり、宗教を信じるというのは必ずしも悪の抑制、犯罪の抑止力にはなっていないということがわかってきたからなんです。
かえって無神論者の中に品行方正な生き方をしている人もいますし、宗教を信仰しているかしていないかというのは犯罪の有無とは関わりがないと言えます。
また、他に宗教は必ずしも必要ないという理由として、宗教がかえって争いや犯罪や不幸の原因になってしまう場合があるからなんです。
現在、イスラム原理主義武装勢力が世界的に猛威を振るっていますが、昔から宗教の違いが原因で争いが続いているという歴史があります。
そこまでいかなくても、宗教が原因で不幸な人生になってしまう場合も多いものです。特にカルトと呼ばれる宗教団体はいわば犯罪組織あるいは詐欺集団とでも言えるもので、このようなものに関わると幸福になるどころか不幸な人生へと転落していってしまうものです。
たとえ聖者と呼ばれる人が受けた啓示が神からのメッセージで真理であったとしても、それを宗教として組織化し運営しているのはあくまでも人間なのであって、神が直接教団を運営しているわけではありません。
神ならぬ人間が運営しているから間違った方向にも行ってしまったりするのです。
そのような宗教を絶対視する必要はなく、必要性を感じない人は無理して宗教の信者にはならなくてもよいと思っています。