スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

宗教は必要か

こんばんわ、光です。

きょうはスピリチュアルと宗教について考えたいと思います。
スピリチュアルと宗教というとよく似ていますが、厳密には違いもありますね。
確かにどちらも重なる部分もありますが、重ならない部分もあります。
私なりの解釈で言うなら、真理というものがあるなら、スピリチュアルがその基本の部分で、それを人間社会で儀式化・形式化したものが宗教ではないかと思っています。

つまり、釈迦やイエス・キリストなどの聖者と呼ばれている人々が悟った内容はスピリチュアル思想になりますが、それを世俗の人々に教え説き、儀式化し、教団として組織化していったとき宗教になると考えています。
スピリチュアルというのは真理そのものなんですが、それが人に伝えられ、教団として組織化され、後世に遺されてゆく過程で、最初の真理そのものだった思想がこの世での人々の考えが入っていってその内容が形式化したり違う方向に行ってしまったりするのです。
ですから私は宗教は真理そのものではないと考えています。あくまでもこの世で形式化されたものが宗教だと考えています。
では、宗教というものは人間には絶対必要なものなのか。昔の私なら、必要だと答えてましたが、今では必ずしも必要とは思っていません。必要な人には必要ですが、不要な人には必要ないと思っています。
丹波哲郎氏も霊界本で、あの世には宗教というものは存在しないと書いてましたね。この世で仏教なりキリスト教なりイスラム教なりさまざまな宗教の信者であっても、あの世に帰ったら、思想的な考え方が統一されていって、宗教の違いがなくなってゆき、宗教の縄張り意識というものがなくなってゆくと書いていました。
つまり、真理というものにはもともと宗教の違いというものがなく、この世でその真理を説いてゆくときにそれぞれに教えの違いができてきて違う宗教になってしまうということのようです。
私もこの考え方に納得しています。

この続きは次回に書いてゆくことにします。
ではまた。