スピリチュアルを考察するブログ

スピリチュアルについてさまざまに考察してゆくブログです。なお、コメントへの返信が遅れることがありますが、ご容赦くださいませ。

神についての考察 (2)

こんばんわ、光です。

今回も前回に引き続いて神について考えてみたいと思います。
前回、私は子供の頃は個人的に人格神の存在を信じていたと書きましたが、小学校高学年になった頃からそういう神を信じなくなりました。
というのは、私の家の宗教は仏教系だったので、親の影響から私も仏教的な考え方になっていき、この宇宙は神ではなく法(法則)によって秩序づけられているというように考えるようになっていったからです。
そしてその頃は、キリスト教などで説く宇宙根源の創造神については否定していました。
キリスト教などでは全知全能の神などと言ってるけど、神が全知全能ならなぜ神は悪人を創ったのか? 善人ばかり創ればこの世はもっと良い世の中になっていただろうにとか、神はなぜ地獄を創ったのか? 神が悪人を創っておいてその悪人を落とすための地獄を創るとは、神はあまりに自分勝手すぎるのではないかとか、そんな疑問を持っていました。
しかしその後スピリチュアル思想によって、人間には自由意志が与えられているから人間が悪に染まるのは自己責任であり、地獄も神が創ったのではなく、人間の悪想念によって出来上がった場が地獄と呼ばれるものになったのであり、それも神のせいではない、ということを知るようになったのです。
それ以来私は、神は実在するという考え方になりました。
特に高橋信次氏の思想によって、仏教でいう宇宙の法というものが神に他ならないという考えに到るようになりました。

私が家の宗教(仏教系)を信じていた頃は、キリスト教などは全知全能の神などという子供だましみたいなことを説いているけど、そんな人間じみたものではなく、宇宙の法則によって世界が秩序づけられ動いていると説く仏教の方が優れていると思っていたものですが、では、その宇宙の法というものはどのようにしてできたのかということが仏教では説かれていません。仏教では法というものは元々から存在していたと説いているからです。

結局、「宇宙の法」と呼ぼうと「宇宙意識」と呼ぼうと「神」と呼ぼうと、同じものだと言えます。
高橋氏が説いているように、宇宙・自然には高次の意思があり、それが人間から「神」と呼ばれたり「法」と呼ばれたりしているということでしょう。

もっとも、ではその根源の創造神(宇宙の法)はどのようにしてできたのか、ということはわかりませんが(^_^;)
まあ、私のような凡人にはそこまではわからないのが当然でしょう。これからスピリチュアル思想の研究を進めていってそういうことも知りたいと思っています。